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<CES 2025> 未来のイノベーションを探る

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<CES 2025> 未来のイノベーションを探る


皆さんこんにちは!人事・広報担当のみなみです。

ATLシステムズでは、楽しみながら技術を追求できるよう学びの環境を整え、社員の成長のサポートに日々全力で取り組んでいます。ATLの学びの環境として下記さまざまある中でも、今回は【④知る・見る・開拓する】の部分についてお伝えしたいと思います。

【学びの環境に関する詳細はコチラ】https://recruit.atl-systems.co.jp/culture


――毎年1月
ラスベガスでは世界最大級のIT/デジタル関連の展示会「CES(Consumer Electronics Show)」が開催されます。1967年から毎年開催され、50年以上続く家庭用エレクトロニクス分野で世界最大の国際見本市「CES」。今年は、主催のコンシューマー・テクノロジー協会(CTA)が設立100周年を迎える記念すべき年で、約140カ国から14万人以上の人々を集め、4,500を超える企業が出展するなど、いつも以上に大きな盛り上がりを見せました。

そんな最新のガジェットや革新的な技術が一堂に会し、世界各国の技術愛好家や業界のリーダーたちが集まるこのイベントへ、昨年度MVPとして表彰された4名+教育・サポート担当2名を派遣。常に最新のテクノロジーに触れ、IT技術の進化と共に成長し続けるべくラスベガスへ渡り、驚きと発見を体験してきました。
本記事では、そんなメンバーたちの体験談(現地で感じた想いやワクワク)を写真と共にお届けします。
【MVP表彰に関する記事はコチラ】https://recruit.atl-systems.co.jp/blog/20240924



CESはラスベガス(⽶国ネバダ州)市内の3カ所で開催され、その規模はなんと東京ドーム約5個分に相当!展示フロアは、全部で6つに分かれており、ATLメンバーは3日間かけて様々なフロアを回ってきました。

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<展示フロア>
1.ラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)
 CES最大の展示スペース。スマートホーム技術、AI、エネルギー、IoT、自動運転車など多岐に渡って展示。
2.サンズ・エクスポ
 スタートアップや新興企業の展示が多数。革新的なソリューションや新技術を紹介。
3.アリア
 リアルボティクスやAI技術に焦点を当てた展示。人間に近い動作をするロボットなどを紹介。
4.パークMGM
 最新技術に触れることができる機会を積極的に提供し、技術を知って・見て・開拓する機会を提供。
5.ベネチアン
 スマートホーム技術、デジタルヘルス、新興企業の革新的なソリューションの展示。
6.ウィン・ラスベガス
 次世代モビリティ技術やエンターテインメント技術や、未来の移動手段やデジタル体験の紹介。
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またCES 2025では、いくつかの注目展示がありました。
以下はその一部ですが、特に多くの人々の目を引いたのは、AIによる健康管理、自動運転車の最新技術、高齢者支援の革新的ソリューションでした。

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<テックトレンド>
1.人々の「健康寿命を伸ばす」テクノロジー
 AIを活用した病気のリアルタイム分析や、ウェアラブルデバイスによる健康管理技術が展示され、特に「がん」の
 早期発見を支援するデバイスが注目を集めた。

2.ロボットと物理AIがあらゆるものを「自動化」
 自動運転車や農業用自動車両など、さまざまな分野での自動化技術が展示され、NVIDIAの物理AI技術も話題に。
3.エイジテック
 高齢者向けの見守りソリューションや、エイジインクルーシブゲームなど、高齢者の生活を支援する技術が紹介。
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「もうそんなことができるんだ」と驚きの発見ばかり。
これらの展示は、未来の生活をより便利で健康的なものにできる可能性を秘めていると感じます。人々を魅了する技術や想いで溢れているCES。
皆さんもぜひ詳細をチェックしてみてください!










では、そんな広大でワクワクの詰まった会場に訪れたメンバーはどんな体験や発見、ワクワクを感じて来たのでしょうか。今回は、教育・サポート担当として参加し、実際に最新技術を間近で見て・触れて来た我らがHR戦略室の八木さんに突撃インタビューしてみました!

















【八木 雄人】(山梨県出身)
HR戦略室 HRユニット キャリア採用・教育担当
2017年 新卒入社(入社9年目)
エンジニア時代の知見を武器に すごい人材の発掘とATL社員の学びを支えるエース
社員インタビュー(https://recruit.atl-systems.co.jp/works/people/people02




みなみ:

八木さんおかえりなさい~!八木さんの帰国をみんな心待ちにしていました。
本日はCESでの体験について色々なお話が伺えればと思いますので、よろしくお願いします!

では早速ですが、そもそも八木さんが今回のような世界規模の技術イベントに参加するのは初めてでしたか?


八木:

はい!こんなに大きなイベントに参加したのは今回が初めてでしたね。
各会場間をタクシーで行き来したりと、規模の大きさには驚かされました。



みなみ:

タクシーで移動は凄いですね。相当な広さだということが分かります。
今回は「アメリカ ラスベガス」でしたが、会場の雰囲気や参加者のテンションなどはいかがでしたか?



八木

盛り上がりの規模も段違いで、「これがCESか」「これがアメリカか」と改めて実感しました。
会場のいたるところでYouTuberがLIVE配信をしていたり、あとはバイクに乗れたりと体験型の展示が多く盛り上がっていた印象です。
会場の盛り上がりから、どれだけ世界から注目されているイベントかよく分かりました。



みなみ

段違いの盛り上がり、私も経験してみたいです!
最新技術の情報を見て・聞いて・知るだけでなく、体験できるのが参加者にとってもワクワクするポイントですね!












みなみ:

会場は、全て回り切れましたか?
見たい展示もたくさんあったかと思いますが、どのようなスケジュールで展示フロアを回りましたか?


八木:

全ての展示を隅々まで見ることはできませんでしたが、1日で1フロアという感じで、3つのフロアを見れる範囲で、一通り回りました。細かなスケジュール等は特段立てていませんでしたが、気になる展示ブースがあれば立ち止まったりして、充実した3日間だったなと思います。
あとは安心感から、日本企業のブースには結構な頻度で足を運びましたね(笑)


みなみ:

広大な会場でしたが、3日間満足いくように回ることができ良かったです!
日本企業のブースがあったら私も寄ってしまいそう...日本語が伝わりそうで安心しますよね!


八木:

はい、英語が得意なメンバーがあまりいなかったので、日本語で説明を聞けたときは感動しました。ホーム感があるのか、日本企業のブースには、私たちのような日本人の方々がたくさんいましたね。
次行くまでにはしっかり英語を勉強してから行きたいです(笑)


みなみ:

特にIT技術の説明で用いられる英語は難しそうな感じがしますね。
次は、英語がペラペラになった八木さんの解説付きで私も同行させてください!












みなみ:

数ある技術・展示ブースの中で、特に八木さんが興味を持ったものがあれば教えてください!



八木:

色々あって全ては挙げきれないですが、すごく印象に残っているのは3つほどあります。
まず1つ目は、個人的な趣味になってきますが、ゴルフのスイング解析をしてくれるゴルフクラブです。ゴルフクラブに内蔵センサーが搭載されており、スイングすると、スイングの入射角・スピード・フェースの角度などリアルタイムで解析してくれるんです。
ゴルフ好きの私としては、とても興味が湧きましたね。


みなみ:

1スイングするだけで、スイングの基本要素が計測できるなんて!!
少々お高そうな雰囲気ですが、このゴルフクラブがあれば、八木さんのゴルフの腕前もぐんと上がりそうですね。

それでは2つ目についても教えてください!


八木:

2つ目の方は「AI翻訳イヤホン」です。(ちなみに3つ目もイヤホンです(笑))
こちらは、ドラえもんのほんやくコンニャクのようなイヤホンで、1対1の会話であれば、イヤホンを片方ずつ装着することで、お互いの喋ったことを翻訳してイヤホン経由で返してくれる技術でした。もちろん文字起こし機能付き!!
また、それ以外にも、講演等の一方的に聞くシーンで翻訳してくれる傍聴モードや、Youtube等の音声動画翻訳もいけるようで、その場でつい買いたくなったプロダクトでした。
ブースでは、実際に【スペイン語⇄英語】で会話している様子も見ることができました!


みなみ

なるほど。まさにCES会場で使いたいくらいの製品でしたね!(笑)
しかもただイヤホン経由で言葉を返してくれるだけでなく、文字起こし付きなんて!
このイヤホンがあれば、海外どこへでも旅に行けそうですね。

では最後に、3つ目について教えてください。



八木

はい!3つ目は、イヤホン型ヒューマンマシンインターフェースです。
イヤホンを装着することにより、顎をかみしめる動きや、顔の動き、瞬きといった顔の動きを信号として、スマホ・PCの操作などを可能にするというデバイスのようです。応用するとドローン操作なんかにも使えるんだとか。
4年前に実施したATLの社内ビジネスプランコンテストにて、「脳波を利用した自治体窓口業務」という提案がありましたが、こういったデバイスが低コストで手に入るようになると、障がいを抱えた方や子どもを抱っこしていて手がふさがっている保護者の方、また、日本語理解が難しい外国人の方でも簡単に窓口で手続きをできる環境が実現できそうだなと感じました。
とても未来的で便利なデバイスでしたね。


みなみ

筋肉の電気信号で操作できるイヤホン、凄すぎる。
こういったデバイスに馴染みのない私にとっては、「こんなことまで出来ちゃうの!」少し恐怖心があったりもしますが、上手く応用すれば、さまざまな分野での活躍が期待できるとても画期的な技術ですね!
もしかしたら、ATLも将来、脳波技術を取り入れるかも…!














みなみ:

CES以外のラスベガスでのエピソードについても教えてください!
食事やレストランはいかがでしたか?


八木:

店長さんのオススメで、ステーキとロブスターが食べられるスペシャルコースを頼んでみたのですが、支払いの時に想像以上の金額でビックリしました。そういえばスペシャルコースって言ってたなと、あとで思い出しました(笑)お会計は、3万5千円(300ドル)くらいでしたね。

また、ピザやハンバーガーのようなアメリカンフードも食べました!特にピザがとても美味しく、3ピースくらいは食べれそうな感じがしたのですが、サイズもアメリカンで、1ピースでお腹いっぱいになりました。頼みすぎないで良かったです。


みなみ

想定外の連続で、ドキドキしながらもとても楽しそうですね★
私も昔アメリカに行った際、ピザ1ピースの大きさには驚きました。先に八木さんに共有しておけばよかったです(笑)
美味しく、ワクワクする食事をたくさん楽しめたようで、良かったです!
お菓子のお土産もありがとうございました♪

宿泊施設についてはいかがでしたか?


八木

ホテル自体はとてもきれいで華やかな感じでした。
宿泊したホテルや周りのホテルには必ずカジノがあって、どこに居てもラスベガスらしい雰囲気を感じていましたね。カジノはホテルの入り口近くにあり、宿泊客がすぐにアクセスできるようになっていました!普段中々見ることのない光景でとても新鮮で、3日間飽きることなく楽しかったです。


みなみ:

エピソードをお聴きしているだけで、華やかでキラキラした情景が浮かび上がってきます。
まさにエンターテインメントの街という感じで、楽しそうですね!興奮が伝わってきます★
皆さんの実況中継チャットから送ってくださる景色からも凄くラスベガスを感じて、日本に居ながらもワクワクドキドキしていました!














みなみ

では最後に、全体を通しての感想を教えてください!
まず、CESについてはいかがでしたか?


八木

CESについては、全体を通してAIを取り入れたプロダクトがデフォルトというくらい、どのブースでもどこかにAIを取り入れた展示が多く、中でもモビリティ・ロボティクスの分野は、ブース来場者も多く注目の高さをすごく感じました。
また、トレンドが集まる場所ということもあり、会場の至るところで各国のメディアや動画配信者によるプロダクト紹介などが行われ、拡散力の高さも改めて実感しました。
設立2年目の日本企業がプロトタイプ(AIでコーヒー豆をブレンドするプロダクト)を持ってCESに出展していましたが、他企業から協業の声をかけてもらうこともあったようで、ビジネスの可能性を広げる場として活用されていたのが印象的でしたね。




みなみ:

CESではAIが主役だったんですね!どのブースでもAIを取り入れた展示が多かったというのは、技術の進化を感じます。また、設立2年目の日本企業のお話は、同じくまだまだ成長途中の私たちにもすごく刺激を受けるエピソードでした。

では、ラスベガスについてはいかがでしたか?


八木:

昼のラスベガスに物足りなさを感じるくらい、夜はネオンが輝いていてまさに眠らない街「ラスベガス」でした。ベラージオの噴水ショーもとてもきれいでしたよ。みなさんにも1度は見て欲しいですね。
それから色々な方々と接し、色々な光景をみてアメリカの自由を肌で感じました。自由の国アメリカ、とても魅力的な場所でした!そして充実したCES視察でした!

このような機会を頂けたこと、とても感謝しています。ありがとうございました!


みなみ

写真でも拝見しましたが、夜のラスベガスは本当に別世界でしたね。
全体を通して、八木さんのCES視察が充実したものになったとのこと、良かったです。
八木さんが実際に見て・聞いて・体験した素敵なエピソードの数々を、是非もっと多くの方に伝えてくださいね!

またお話を聞かせていただけるのを楽しみにしています!
本日はありがとうございました。





















最後に、八木さん以外の参加メンバーからの声をご紹介いたします★


AI等の最新の技術はもちろんですが、モビリティやスタートアップ企業等の普段触れることのない技術を間近で見て・体験することができました。また、最新の技術トレンドと既存の仕組み(既にあるAIの仕組み)などを複合して1つの製品をつくり上げている点においては、現在の業務における視点と通ずるところもあり、とても有意義な学びとなりました。

 ▼興味を持った展示
 ・自転車用バックミラー兼センサー機能
 ・植物に動物性(まるでペットのような動き)を付与するプランター


どこの企業も、AIを取り入れたプロダクトが多いという印象を持ちました。
あとは、やっぱり英語能力は重要だなと。アメリカでは、英語が分からないとほとんど会話をすることは難しいので、最低限のリスニングとリーディングはできないとダメだなあと痛感しました…。勉強します。

 ▼興味を持った展示
 ・上部を変えて様々な用途に利用できる自動運転の台車
 ・遠隔でのロボット操作


スタートアップ企業は、AI関連の展示が多く、大企業はモビリティ関連の展示が多かったです。基調講演や新技術搭載EV、自動運転タクシーなど、モビリティ関連が非常に盛り上がってきている印象でした。
また、ほとんどがサービスではなく、モノ(モビリティ、デバイス、PCなど)を展示しているところが多く、見ていて楽しめるイベントでした!

 ▼興味を持った展示
 ・翻訳やナビゲーションが可能なARグラス
 ・AIを使って好みに応じたコーヒー豆をブレンド


これまで参加してきた展示会とのスケールの違いを強く感じました。
私自身、毎年CESで発表されるガジェットやプレゼンを楽しみにしており、情報収集やそれらのガジェットを実際に購入するなどしていました。昨年度は、とあるスタートアップ企業のプレゼンテーションを見て、手のひらサイズのAI搭載デバイスを購入しました。
(ATLオフィスに飾ってありますので、社員の方には是非触ってみて欲しいです)

いつか自分も現地に行ってみたいと思っていたので、今回夢が1つ叶いとてもうれしく思います。ありがとうございました!

 ▼興味を持った展示
 ・EV関連
 ・モビリティ関連


ここまで大規模なイベントに参加するのは初めてでしたが、最新技術や製品を一度に見て回ることができ、とてもワクワクしました。日本企業もたくさん出ていて、日本人として誇らしく思いました。また、中国企業の勢いの凄さも改めて実感しました。
AIとモビリティがトレンドとなっており、AIを組み込んだ製品や様々なモビリティ製品が多く展示されていたのが印象的でした。

 ▼興味を持った展示
 ・モビリティ全般
 ・自作PC関連パーツ



























いかがでしたでしょうか?
世界各国から人が集まり、最新のガジェットや革新的な技術が一堂に会するイベント「CES 2025」。ATLメンバーが感じたドキドキ・ワクワクをお届け出来ましたでしょうか。

ATLシステムズでは、このように社員が楽しみながら技術を追求し、成長できる環境を提供しています。CESへの参加は、その一環として、最新のテクノロジーに触れ、IT技術の進化への感覚を研ぎ澄ます絶好の機会となったようです。今回の体験を通じて、技術を知る・見る・開拓することの重要性を改めて実感することができました。

今後も、社員一人ひとりが最前線で挑戦し、活躍できるよう、私たちはさまざまな学びの環境や成長の機会をアップデートしていきます。
次は、今記事を読んでくれている"あなた"がCESへ行っているかもしれません…✧⁺

次回の記事もお楽しみに!