アイディアをカタチに、
新規サービスの設計から開発まで手掛ける

2006年入社／新卒採用

データソリューション部
システム開発ユニット/リードエンジニア

ATLのシステム開発の歴史をすべて知るリードエンジニア。ATLで技術に対する探求心はトップクラス。熱い想いをもち、いつでも頼りになるATLを代表するエンジニア。

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前例がないことへのチャレンジに胸を高鳴らせ、入社を決意

ATLに出会ったきっかけと、入社の決め手を教えてください。

ライフステージの変化を経て復職を考えていた際に、「データ分析の事業を興そうと考えており、知見を持っている人を探している」とお声がけいただいたことがきっかけです。大学院でテキストマイニングの研究をして得た知見を活かして “データからの知識獲得” に取り組みたい、という自身の思いとマッチする業務内容に魅力を感じ、入社を決めました。

今でこそ合理的な根拠のある政策・施策を、という「EBPM（Evidence Based Policy Making）」の考え方が広まっていますが、当時はまだディープラーニングの研究が発表されたばかり。AIブームがやってくる10年ほど前のことですから、「自治体のデータを分析しよう」と取り組む会社は全国を見てもありません。そんな前例がないことへのチャレンジに、面白そう！とワクワクしたんです。

現在の仕事について教えてください。

所属するデータソリューション部システム開発ユニットには「今あるものを販売する」仕事と「これまでにないものを新たに作る」仕事があり、私が携わっているのは後者の新規のサービス開発です。具体的には、教育データを分析するプロジェクトにおいてリーダーを務め、お客様のご要望を開発メンバーに伝え、仕事の優先順位を考え、指示を出す役割を担っています。

誰かに「これを作って」と言われて作るのではなく、自分たちでアイデアを練って作り上げたものをお客様に展開できること、その過程の上流にあたる製品設計から下流の開発まで自社でコンパクトに手がけられることに、エーティーエルシステムズならではの仕事の面白みを感じています。

これまでの仕事で印象に残っている出来事と成長を実感したエピソードを教えてください。

3,4名のメンバーで「事業化を目指そう」と取り組んでいた頃に経験した、分析基盤開発の仕事が特に印象に残っています。

トライアルから初めて本運用に繋げることができ、さらにこの基盤を活用した取り組みが事例として記事化され、ようやく私たちの取り組みを世の中に発信できるようになったんです。その後、事例を見た他のお客様から「うちでもこういうことをやって欲しい」とお声をいただいて、事業が徐々に大きくなっていきました。

今振り返ると、これが事業としてのスタート地点であり、仕事や組織が大きく成長していくきっかけにもなった出来事だったと思います。

データ分析のご提案をした際に、お客様から「これができることで我々はどう幸せになれるのか」と厳しいお言葉をいただくことがありました。

お客様に最適なご提案をするためには、お客様が日頃行っている業務や、分析を必要とする背景を理解していなければいけません。大切なのは、お客様のバックグラウンドを想像すること。この経験を通して、お客様に寄り添ったご提案ができるようになってきたのではないかと感じています。

最後に、今後の目標と求職者の方へのメッセージをお願いします。

分析基盤作りは非常に泥臭い仕事で、大規模データを分析レポートとして見やすい形に加工する工程に7割の時間を使います。しかしこの仕事によって、現場の先生方の業務負担が減り、先生は生徒のフォローへ、校長先生は先生のフォローへ時間を割けるようになるはずです。そうして教育データ分析基盤を通じて、先生も生徒も幸せになる世界を実現していきたいと思っています。

たった3,4名から始まったこの事業は、頼れる仲間がたくさん加わり、今ではより大規模なプロジェクトに挑戦できるまでになりました。しかし、会社や事業の規模が大きくなっても、お客様一人ひとりのニーズに応え続けたいという思いは変わりません。「データ分析を通じて課題を解決し、人を幸せにしたい」「データを活用して新しいことをしてみたい」という方はぜひ、エーティーエルシステムズで一緒に挑戦してみませんか？