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自治体や教育現場を支える!「ATLのネットワークエンジニアの魅力」

ネットワーク
自治体や教育現場を支える!「ATLのネットワークエンジニアの魅力」

こんにちは!人事・広報担当の中川です。

今回は、ATLシステムズの主力事業の1つである「ネットワーク」の仕事について、お伝えしたいと思います。
特にネットワークに触れたことがない方は、なかなか仕事のイメージが沸きづらいという声も採用の現場でよく聞きます。
そこで、ネットワーク事業に長年携わって来たこの3人に、ATLのネットワークエンジニアの魅力を語ってもらいました!

【寉田 悟】
執行役員 兼 ビジネスデザイン部部長
2009年 中途入社
2021年 執行役員に就任
休日の過ごし方:家族でBBQ
最近ハマッていること:小学生の娘さんが可愛くてたまらない!分け隔てない優しさって大事!を学ぶ日々


【武井 稔】
ネットワークエンジニアリング部 行政ユニット マネージャー
ATLシステムズを代表するネットワークエンジニア
2008年 中途入社
休日の過ごし方:BBQ、ソロキャン
趣味:ホームセンター(カインズホーム推し!)/ドラッグストア(コスモス推し!)巡り


【権正 大地】
ビジネスデザイン部 セールスエンジニアリングユニット
2016年 中途入社(第二新卒)
休日の過ごし方:家族で公園/散歩、河口湖まで行くことも
最近ハマッていること:もうすぐ2歳の娘と過ごす時間


皆さんがどんなことを考えて仕事をされているのか、改めてじっくりとお聞きするのが楽しみです。
本日は、よろしくお願いします!

ATLシステムズに入社したきっかけ


中川:

早速ですが、皆さんが、ATLに入社されたきっかけを教えてください。


寉田:

大学では生産工学を学んでいたので、大学卒業後は工場関連の職場で働いていました。
その後、転職をして管理部門系の責任者として情報担当なども兼務する中で、”ITの変革に携わりたい”という想いが強くなり、もともとコンサルティングに関心があったため、コンサルタントとしてATLシステムズに入社しました。


武井:

私は、大学卒業後に東京のIT企業に就職しました。
その後、山梨に帰って来て「やまなしくらしネット」の運用保守などに携わっていました。その縁もあり、ATLシステムズに入社しました。


権正:

僕は、大学卒業後に東京のIT企業に就職し、自治体の防災無線の設計・運用保守に携わっていました。
その後、山梨に帰って来て、第二新卒として、就職活動を始めました。その時、新聞に掲載されている新卒イベントの企業一覧を見て、上からIT企業に電話をする中で「ATLシステムズ」と出会いました。
「ATLシステムズ」が具体的に何をしている企業かは、就職活動時は、正直曖昧でした…。
求職者の方が、IT企業の仕事を具体的にイメージするのが難しいのは、よくわかります。


自治体のネットワークを支えていることを実感した 数十年に一度のプロジェクト


中川:

ネットワーク事業について、教えてください。


寉田:

ネットワーク事業は、大きく「行政向け」と「教育向け」サービスに分かれています。
行政に対しては、ネットワークやインフラの設計・構築をし、現状システムの課題の洗い出しやリプレイス等について運用支援やアドバイザリを行っています。
また、運用する中でのトラブルに対する復旧対応など運用保守もしています。

教育現場に対しては、行政と同様に、教育現場のネットワーク設計・構築・運用保守を行うほか、学校のICT支援員の方のサポートや実際に校務システムを使う先生方へのカスタマーサポートも行い、ICT教育の現場を支援しています。

ICTと聞くと小難しいですが、ICTを使うのは結局人ですよね。自治体職員・その先の住民・先生や児童生徒など、ICT使う人達のことをどれだけイメージできるかというのが重要だと考えています。


中川:

印象に残っているプロジェクトは、ありますか?


権正:

ある自治体の庁舎移転に伴うサーバールーム移設のプロジェクトですね。
新しいサーバールームに機器等を全て移設したのですが、ネットワークが正常に動かなかったんです。
自治体業務は止める訳にはいかないので、金曜日の夜から実施し、月曜日の朝には正常に動いている必要がありました。

もう一度元のサーバールームに全て戻し、再度すべてをやりなおすなど、難しい判断の連続でした。
結果として間に合いましたが、とても苦い経験でした。


武井:

想像を絶する状況でしたね。


寉田:

庁舎の移転自体、何十年に一度しかないことなんです。
しかし、この年は他の自治体でも同様のプロジェクトがあり、この経験から学び、無事にプロジェクトを完遂することができました。


権正:

庁舎移転の際は、新しい建物の什器もない真っ新な空間で、配線を全て行い、とても貴重な経験でした。
今でもそのお客様のところに行き、自治体の職員さんが安定して動いているネットワーク環境の下で業務をされている姿を見ると、この配線をしたのは自分達なんだと感慨深いモノがあります。


中川:

初めて聞く話です!
あれだけ広い庁舎のネットワークを一から構築し、そのネットワークが住民サービスを支えていると思うと、とてもやりがいのあるプロジェクトでしたね!
ATLシステムズのネットワークエンジニアは、本当に地域のITインフラを支える縁の下の力持ちだなと感じるエピソードです。


ATLシステムズのネットワークエンジニアのやりがい


中川:

ATLシステムズのネットワークエンジニアだからこそ、できることってなんだと思いますか?


権正:

地域に携わっていることは、入社以来、やっぱり実感します。


武井:

まさにそうですね。地域運営に携わり、公共システムを支えている自負はとてもあります。
一方で、住民の皆様が収めている税金から私たちはお金をいただき、成果を納める仕事をしているので、その分身が引き締まる想いもあります。

寉田:

行政はもちろんですが、教育現場で児童・生徒のICT教育を支えているのもネットワークです。
公共・文教含めて、地域社会に貢献できる仕事であることはとても大きな特徴だと思いますね。

中川:

この瞬間、地域に携わってるな!と思ったことありますか?

権正:

BeOpenプロジェクトです。
当時はコロナ禍前で、まだICT教育環境も整備できておらず、オンライン授業も当たり前ではありませんでした。
地域の小中学校とオーストラリアの学校をネットワークで結び、相手の母国語を使って、プレゼンテーション大会をしました。

中川:

権ちゃんは、オーストラリアにも行きましたよね!?

権正:

はい。現地のネットワーク事情を学び、当時日本より進んでいたオーストラリアの小学校のICT教育現場を視察させてもらったり、沢山刺激をもらいました。
日本の子供たちもオーストラリアの子供たちも、最後はカメラの前まで押し寄せて、画面越しに笑顔で手を振り合ってコミュニケーションをとっている姿を見れたことは、自分にとってとても大切な経験でした。


中川:

私も技術ではなく企画の立場でBeOpenプロジェクトに携わり、最後はちょっとうるっと来てしまう瞬間でしたね。


寉田:

現場で、行政や教育の支援をできていることを実感できることって、本当に大切な経験だと思います。


武井:

GIGAスクールの後も、学校の授業の風景が一変したんですよね。
ICT端末が生徒一人ひとりにあって、端末で勉強する姿を見た時も、日本のICT教育を支援していることを実感しました。


寉田:

教育現場ではICT端末が文房具と同じようにある時代となり、行政においてもより豊かな暮らしを実現していくICTの可能性ってどこまで行くんだろうと日々ワクワクします。



技術だけでなく、お客様を支えるパートナーでありたい


中川:

ATLシステムズのネットワーク事業は、歴史が長く、長きに渡って多くの自治体とお仕事をさせてもらっています。
お客様である自治体がATLを選んでくださる理由は、なんだと思いますか!?


寉田:

技術だけではなくて、お客様が困っていることをITでどう解決することができるか、お客様のパートナーであることをとても大切にしているからだと考えています。
だからこそ、お客様との信頼関係も生まれて距離感が近い分、お客様の想いを肌で感じるので、やりがいも大きいです。


中川:

お客様から感謝の言葉をいただくことも多いんですか?


権正:

僕はまさに現場でお客様と接することが多いので、「ありがとうございます」や「とてもよくなりました」という言葉を直接いただくこともよくあります。
もちろん距離が近いからこそ、だめな部分をきちんとご指摘いただくこともあり、厳しい部分もありますが、お客様からの感謝の言葉が何よりも大きな励みになります。

できること・できないことありますが、お客様が困っていることに対して、プラスαの提案をすることをこれからも心がけていきたいですね。


長年の自治体ICTの知見で 地域社会や教育の新たな未来を描く


中川:

今後、ネットワークエンジニアとして、どんなことにチャレンジしたいですか?


武井:

公共に携わり、ネットワークエンジニアとしてキャリアを積んで15年目になります。
当時パソコンは有線で繋がり、サーバールームは庁舎にありました。
そこから考えると、自治体もセキュリティの課題を乗り越えながら無線LANやクラウド環境への移行が進み、大きく変わりました。
自治体ネットワークの長年の知見を活かして、自治体ならではの新しいネットワーク・サーバー周りの新しいモデルを作っていきたいなと思います。

あとは、長年ネットワークエンジニアをやっているので、後輩たちを育てていくことも大きなミッションですね。
楽しく成長してもらいながら、後輩たちと一緒にやっていきたいですね。


権正:

武井さんの仕事の質は、厳しいですよー。



中川:

穏やかな武井さんですが、仕事の質は厳しいとよく聞きます!
武井さんがそれだけ長く一つの職種でキャリアを積み、難易度の高い資格も取り、
技術を追い求め続けられるモチベーションの原動力って、何なのでしょうか!?

そろそろ他のことやってみようかな、とか思わないですか?(笑)


武井:

なぜだか思わないですね(笑)
自分は文系出身なので、それなりに拍を付けないとという想いも昔からあり、自己啓発には積極的に取り組んで来ましたね。


中川:

寉田さんは、執行役員としてATLシステムズの事業を牽引される立場ですが、どんな会社でありたいと思いますか?


寉田:

最終的にICTを使うのは人です。
地域社会や教育が次の世代どうなっていくのかを描き、その中でネットワークの存在意義は何なのか、人の想いをどう繋ぐのか。
未来の社会と技術をトータルコーディネートし、心が通ったICTを提供する会社でありたいと思います。


技術に溺れない お客様本位の姿勢を大切に


中川:

現在、ネットワークエンジニアも社員となってくれる仲間を募集していますが、どんな方と共に働きたいと思いますか?


武井:

技術に溺れない人ですね。
結局、使うのは人なんですよね。
お客様の本当の課題はなにか、その課題を解決する手段が技術であるという考えが基本にあるので、技術の押し付けではなく、柔軟な考えを持ってお客様本位で考えられる方と働きたいですね。


寉田:

周りの人達に、リスペクトの心を持てる人ですね。
会社には、お客様対応をするメンバーも居れば、技術で貢献するメンバーも居ます。
互いに刺激を与えあいながら、リスペクトの気持ちを持ったコミュニケーションを大切にし、ATLシステムズを成長させていきたいですね。


中川:

そうですね。
山梨が本社ではありますが、山梨に縛られることなく、ぜひ全国の私たちの想いを共に実現してくれる方とお会いしたいですね。


さいごに

いかがでしたでしょうか?
先日、新卒採用で出会った学生さんから、「ICTって無機質なモノだと思っていたけど、自治体や教育現場に対してこんな想いを持ってできる仕事なんだというのが、とても新鮮だった」という言葉をいただきました。
今回は、自治体や教育現場に寄り添い、想いを繋ぐATLシステムズのネットワークエンジニアの仕事をお伝えしました。

次回は、ICTコンサルタントのインタビューをお届けします!次回更新もお楽しみに。