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新卒1年目が社長へ突撃インタビュー!? 「データ・システムエンジニアリング事業立ち上げストーリー」

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新卒1年目が社長へ突撃インタビュー!? 「データ・システムエンジニアリング事業立ち上げストーリー」

こんにちは!新卒1年目、採用担当のみなみです!

前回の記事では、当社の代表の佐藤へインタビューし、ATLへの熱い想いやこれまでの経験、今後のビジョンについてお届けしました。私自身も聞いたことのなかったステキなお話を聞くことができ、ATLの魅力を再認識できたような気がします。

今回は、前回の記事でお伝えしきれなかった、データ・システムエンジニアリング事業の立ち上げについて、佐藤の熱い想いをお届けしたいと思います。
ATLメンバが知らない貴重なお話も・・・?ぜひ最後までご覧ください!


世の中からいじめをなくしたい


みなみ:

佐藤さんの人生の目標について教えてください。


佐藤:

私には、人生で成し遂げたいと思っていることがいくつかあって、その中の1つとして、「いじめをなくしたい」という想いはとても強いです。


みなみ:

そうなんですね。「いじめをなくしたい」と思うようになったきっかけは何だったんですか?


佐藤:

日々いじめに関する悲しいニュースが流れますよね。いじめの周辺では、「誰か1人でも違和感を感じていたはずなのに、事前に対策を打つことができなかった」と悔やむ人がいるだけで、根本的な解決には進んでいません。
自分自身が子供を持つ親となり、「自分の生業であるITで、子供たちの未来にできることはないのか」を考えるようになりました。


みなみ:

実は、私もいじめ問題に関心がありまして、卒業論文でもテーマに選んだくらいです。
最終面接で佐藤さんから「いじめをなくしたい」という想いをお聞きし、心に響いたのを覚えています。


佐藤:

そういえば、そんな話もしましたね。いじめをなくす取り組みについては、より一層力を入れていきたいと思っていたので、共にいじめのない社会の実現を目指してくれるメンバがいると心強いです。


みなみ:

ぜひ、私にもお手伝いさせてください!


データを使って“起きる前に防ぐ”




みなみ:

ズバリ、「データ・システムエンジニアリング事業」を立ち上げた理由について教えてください!


佐藤:

私は、行政が持つ大量のデータが、業務の処理でしか使用されていないことが少し気がかりだったんですよね。その地域に暮らす住民の様々なデータを横串で見ることによって、見えることがあるのではないかと思いました。
格差に苦しむ人や弱者にとって何が必要なのか、この地域に何が足りないのか、そこに暮らす人たちは何を求めているのかという課題を、行政のデータを分析することで浮き彫りにして解決に繋げたいと考えました。


みなみ:

なるほど。確かに、これだけたくさんの貴重なデータをただ持っているだけでは勿体ないような気がしますね。


佐藤:

そうなんです。そういったデータを活用し、何か問題が起きてからではなく、起きる前に動いて未然に防ぐということを実現したいのです。
いずれはデータを使っていじめや虐待を無くすことを目標に「データ・システムエンジニアリング事業」を立ち上げ、今ではATLの二大事業の一つになっています。


みなみ:

データ・システムエンジニアリング事業が、佐藤さんの「いじめをなくしたい」という想いで立ち上げられたものだとは知りませんでした。未来に希望を感じます。


佐藤:

よりよい未来の実現に向けて、是非、力を貸してください!


立ち上げた当時に苦労したこと




みなみ:

データ・システムエンジニアリング事業を立ち上げた当時の苦労したエピソードがあったら教えてください。


佐藤:

これは、ビックデータという言葉が生まれる前の話になりますが、データを価値ある情報にするということに対して周囲の理解を得られなかったことが、今思い出す中で最も苦労したことですね。


みなみ:

そうなんですね。なぜ、理解を得ることができなかったのでしょうか。


佐藤:

当時は、データというのは、基本的に「活用するもの」ではなく、「処理するもの」だという考えが根付いており、そもそもデータを活用するという考え方がなかったというのもありますね。
眠れる資産だったデータを価値あるデータとして活用していくということに対する理解を得るために一つのハードルだったのは、データの安全性をどう担保するかという点で、まだ技術的にも難しかったです。


みなみ:

それでも決して諦めず、事業立ち上げから自社製品開発まで事業を成長することができた秘訣は何ですか?


佐藤:

当時の世の中の考え方からみても、リスクが高く、必ず大きな苦労が伴う事業だということは重々承知でした。
それでも、長期的に見た時に、絶対世の中をより良くするための事業になると思ったんですよね。その強い想いが、ここまで続けてこられた理由の1つだと言えます。


みなみ:

はじめてその想いが具体的な仕事に繋がった時は、いつだったんですか?


佐藤:

今から7年近く前になると思います。周囲の様々な意見がある中で、初めて中核市のシステム開発案件にチャレンジし、提案が採択されたかどうかをWEB上で見た時のことは今でも忘れません。怖くてボタンを押すことができませんでした。
共に提案にチャレンジしたメンバと駅のホームで採択結果のボタンを押し、お客様に提案を受け入れていただいたとわかった瞬間はみんなで抱き合って喜びましたね。


みなみ:

みなさんの熱い想いが伝わるエピソードですね。みなさんのそんな姿を想像すると、なんだか嬉しくなります。


ATLが目指す ”これから”




みなみ:

今後、 データ・システムエンジニアリング事業のミッションを達成するためにどのようなことを進めていきますか?


佐藤:

私たちATLメンバだけでは達成できることじゃないので、心ある周りの方たちからたくさんの知恵をいただきながら、共に世の中を変えていけたら良いなと思っています。


みなみ:

確かに、地域の課題はATLだけで解決できるものではないですよね。地域の方々にしか分からないこともたくさんありそうですよね。


佐藤:

そうなんです。地域密着型の仕事ならではかもしれませんね。
今後も、私自身が仕事を辞めるとき「やってよかったな」と思えるように、様々なことにチャレンジし続けていきます。


みなみ:

素敵です。私もそう思えるように、これからの仕事に誇りを持って全力で取り組んでいこうと思います。
最後に、具体的な取り組み内容を教えてください。


佐藤:

先日リリースした教育情報分析基盤をはじめ、教育現場のDX推進にも力を入れて行きたいですね。
「データサイエンス」と「ネットワーク技術」を中心としたICTサービスの知見を融合し、ATLが一丸となって、地域の課題解決に全力で取り組んでいきたいと思っています。


みなみ:

私もATLのメンバとして、地域の課題解決に何ができるのか、考えてみたいと思います。本日は、貴重なお話をありがとうございました。


佐藤:

こちらこそ、ありがとうございました。またお話しましょう!


さいごに

いかがでしたでしょうか?
データ・システムエンジニアリング事業立ち上げの背景に、佐藤さんのこんなにも熱い想いがあったとは私自身も知らなかったので、直接お話を聞くことができて良かったです。
今後も、ATLで働く社員の仕事への想いや様々なエピソードを、皆様お伝えしたいと思っています。
ネットワークソリューション事業も私が知らないエピソードがたくさんありそうで、なんだかワクワクして来ました!

次回の更新もお楽しみに。


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