【#働く人図鑑】インフラエンジニアの1日に密着

こんにちは!人事・広報担当の南部です。
前回ご好評いただいた、ATLメンバーに密着し一日を追う#働く人図鑑。
今回はその第二弾として、インフラエンジニアの一日に密着していきます!
日々の業務の中には、工夫や発見があり、チームとのやり取りや現場対応を通じて、仕事の奥深さが見えてきます。その一日には、プロとしてのこだわり、仲間との信頼関係、そして仕事に向き合う姿勢が詰まっています。
何気ない瞬間の積み重ねが、やがて成果につながる。
そんなリアルな日常を、少しだけのぞいてみませんか?
※#働く人図鑑シリーズはコチラ(https://recruit.atl-systems.co.jp/blog/workingpeople)
今回インタビューするメンバー
今回は、ITエンジニアリング部でネットワークインフラの設計から運用までを一手に担う、三村さんに密着取材をしました♩まずは、三村さんの基本情報を簡単にご紹介!
初めての密着取材でちょっと緊張していますが、どうぞよろしくお願いします!
私は大学で、まちづくりや地域振興について学んでいました。その中で、地域の課題をICTの力で解決できる仕事に興味を持つようになり、地元で人の役に立てる仕事を軸に就職活動を進めました。インターンシップやOB訪問を通じて、社内の雰囲気の良さを感じ、「ここで働きたい!」と思えたことが、ATLへの入社を決めた大きな理由です。
現在は、ネットワーク関連の技術業務に加えて、お客様対応などのフロント業務にも携わっています。若手でもプロジェクトを任せてもらえる環境が整っていて、意欲次第でどんどん挑戦できるのがATLの魅力だと感じています✨
Q.ATLの インフラエンジニアの魅力はなに?
インフラエンジニアの仕事は、お客様にとって“当たり前”のITインフラ環境の維持を支えること。
だからこそ、保守対応で「ありがとう」と声をかけていただけたり、新しい取り組みで私宛に相談をいただけると、信頼関係が築けていることを実感でき、大きなやりがいにつながります。また、ネットワーク環境の構築や改善を通じて技術力が身につき、日々の業務が学びの連続であることも魅力のひとつです。
そして何より、ITインフラという点から地域や社会の基盤を支えることが、学生時代に学んでいた「まちづくり」とつながっていて、自分のやりたいことが形になっている実感があります。
Q.最近取り組んでいるプロジェクトは?
行政・教育現場向けに、ネットワーク/インフラの企画・設計・構築・運用保守までを担当しています。
〇教育分野:国の方針に基づき、Microsoft Azureを活用したゼロトラスト(※1)環境の構築を推進
〇運用保守:問い合わせ対応やネットワーク支援を通じて安定運用をサポート
(※1 ゼロトラスト環境:あらゆるアクセスを「常に検証する」ことを前提に、信頼せずに内部・外部の両方の脅威から情報資産守るための、安全性の高いネットワーク環境)
Q.チーム(所属ユニット)の雰囲気を一言で言うと?
「得意を活かすチーム」
お客様とのコミュニケーションが得意でプロジェクトマネジメントに強いメンバー、技術に精通したネットワークのスペシャリストなど、それぞれの得意分野を活かしながら、広い業務領域をチームで支え合っています。
Q.仕事で大切にしていることは?
「お客様の立場で考えること」
依頼の背景や目的を丁寧にヒアリングし、難しい場合でも代替案を提案。日々の会話を通じて信頼関係を築けるよう心がけています。
ITエンジニアリング部について
まずは、三村さんが所属する「ITエンジニアリング部」についてご紹介いたします。
ITエンジニアリング部は、地域社会の“つながり”を技術で支えるプロフェッショナル集団です。
自治体庁内ネットワーク(LAN)や学校の無線LAN、地域施設を結ぶ光回線やケーブルなどの通信インフラ整備に加え、それらを活用した行政・教育向けICTサービスの導入・運用を通じて、行政・教育・地域住民、誰もが公平に情報やサービスにアクセスできる社会の実現を目指しています。
<主なプロジェクト例>
●自治体で使うネットワークやサーバー環境を整え、最適な住民サービス提供をサポート
●GIGAスクール構想に基づいた学校でICT活用を実現する、Wi-Fi環境・GIGA端末などを整備運用支援
●市町村の再編に伴い、地域の枠を越えた自治体間の連携を支える柔軟な情報ネットワーク基盤を設計構築
●内外部からの攻撃を防ぐため、ゼロトラスト(※1)という近年注目されている考え方を取り入れたセキュリティ環境を設計構築
●Microsoft Azureなどのクラウドサービスを活用した、柔軟で効率的なインフラ環境を設計構築
特に運用支援においては、利用者からの「ネットワークがつながらない」「システムが使えない」といった問い合わせにも丁寧に対応し、"困ったときすぐ頼れる存在"として、現場に寄り添ったサポートを提供しお客様から信頼をいただいています。
ITエンジニアリング部は「社会の基盤をつくる」仕事を通じて、技術と人をつなぎ、地域の未来を支えています。現場の声に耳を傾け、課題に寄り添いながら、ITインフラの力で地域の未来を支える、そんな想いを胸に、日々挑戦を続けています。
「人の役に立ちたい」「チームで何かをつくるのが好き」「地域に貢献したい」そんな想いを持つ方にぴったりのフィールドです。
三村さんの1日に密着!
それでは早速、三村さんの1日を覗いてみましょう!
■8:30 出勤
7月上旬、「密着取材が入ります!」と聞いていてドキドキしながら出勤しました(笑)
私の業務は、現場での保守対応や打ち合わせなど、お客様と直接やり取りする機会が多いため、基本的には毎日出社しています。保守対応はチームで連携する場面も多く、出社しているとメンバー同士でパッと相談できるので、やっぱりスムーズなんですよね。もちろん、テレワークを活用しているメンバーもいますし、私も退勤後に予定がある日はテレワークを使うこともあります。その日の予定や業務内容に合わせて、柔軟に働き方を選べるのはありがたいですね!
■8:30 ~ 9:00 問合せメール対応・スケジュール確認
いよいよ勤務スタート!まずはOutlookを開いて、問い合わせメールの対応と今日のスケジュールをチェック。Teamsでチームの動きを確認しながら、今日の流れをイメージします。お客様とのやり取りにはGoogle Classroomなど、各現場に合わせたコミュニケーションツールを活用しています。社内タスクはOneNoteで管理し、優先度の高いものから順に着手するようにしています。一つひとつ着実に進めていくうちに、やるべきことが見えてきて、気持ちも前向きに引き締まっていきます。
■9:00 ~ 10:00 【定例会前】保守作業進捗定期打ち合わせ
毎月の顧客定例会に向けて、お客様ごとに社内で進捗確認の打ち合わせを実施しています。
課題管理表をもとに、現在の状況や今後の対応方針を整理し、新しい課題や取り組みについても話し合います。この打ち合わせは各分野の担当が集まって、各自最新の情報を持ち寄るスタイル。社内の対応事項も共有して、チーム全体で状況を把握できるようにしています。約1時間ですが、顧客定例会をスムーズに進めるための大事な時間です!
■10:00~12:00 クラウド環境構築
教育分野のクラウド移行プロジェクトに参画中です。
今年は3団体を担当し、Azureを使って学習管理システム(LMS)や校務支援システムなどのクラウド環境の構築を進めています。この取り組みは、文部科学省が定めるICT環境整備方針にも沿ったもので、教育現場のデジタル化を支える重要なプロジェクトです。今回がクラウド構築初挑戦なので、先輩に教えていただきながら、実際に手を動かして作業を進めているところです。毎日新しいことに触れながら、現場での学びを楽しみつつ、少しずつ成長を実感しています!
★ITE部の豆知識★
最近ではクラウド環境の構築が増えてきていますが、ITエンジニアリング部では、現場で使う機器の準備(オンプレミスの作業)も大切な業務のひとつです。たとえば、自治体や学校で使うパソコンやタブレット、サーバー、ネットワーク機器などを、すぐに使える状態に設定する「キッティング」と呼ばれる作業も行っています。こうした準備を通じて、現場の業務がスムーズにスタートできるよう支援しています。
■12:00~13:00 お昼休憩
ランチは、会社に設置されている健康社食『OFFICE DE YASAI』で購入しました。100円〜200円で買えるので、安いし美味しいし、本当に助かります。最近食べた生めんパスタ!すごく美味しくてリピートしてます✨
お昼は同期と一緒に食べることが多く、同じ団体を担当しているので、業務の話や最近の進捗を軽く共有することもあります。でも、仕事の話ばかりではなくて、休みの日の過ごし方とか趣味の話もよくしますね。アイドルやキャラクターの話題で盛り上がることも多く、ランチの時間がちょっとした息抜きになっています!
■13:00~14:00 お客様対応【遠隔】
午後からは、お客様からの問い合わせ対応を行いました。問い合わせでは、「業務環境に入るためのパスワードが分からない」といったご相談や、「使いたいアプリがあるけど端末の制限で使えない」といった内容をよくいただきます。教育機関の端末はセキュリティが厳しく設定されているので、柔軟な対応が求められる場面も多いです。たいていの問い合わせには、お客様の環境に遠隔でアクセスして対応できるので、スピーディーに解決できるのがありがたいところ。「ありがとうございます」と言っていただけると、やっぱり嬉しいですね。少しずつ信頼関係が築けているのを感じる瞬間でもあります!
■14:00~16:30 現地で打ち合わせ・保守対応
学校の移設に関わる機器の入れ替えやシステムの移行について、お客様との打ち合わせに向かいます。現場ごとの状況や要望をしっかりヒアリングしながら、最適な対応方法を一緒に考えていく予定です。こうした打ち合わせでは、技術的な話だけでなく、運用面での工夫や課題も共有できるので、毎回とても学びがあります!
また、今回は打ち合わせと合わせて、現場での保守対応も行います。たとえば、端末からネットワークにつながらなくなったといったトラブルの対応や、「こんなことできますか?」というご相談への提案なども含まれます。直接お話しできる機会だからこそ、細かなニーズにも気づけるのがありがたいですね。
■16:30~17:30 資料作成(議事録/作業報告書/定例会資料)
打ち合わせや保守対応のあとには、各種資料作成を行います。お客様向けの議事録は、第三者が読んでも内容が分かるよう、丁寧にまとめるようにしています。保守対応の作業報告書では、実施した作業を細かく記録。この報告書は、次に対応する人の参考にもなるので、ナレッジとして積み上げていく意識で記載しています。次回の定例会に向けた資料も並行して作成し、現場の状況や課題を整理しながら、分かりやすく伝えられるよう工夫しています。資料作成は地味な作業に見えるかもしれませんが、チームやお客様との認識を揃えるための大事な仕事だと感じています!
■17:30 退勤
今日の業務はここまで!これにて退勤します〜。
このあとは、少しだけ資格の勉強をしたり、気分転換で運動しに行こうかなと思っています!オンもオフも、どちらも大事にしながら、楽しく続けていきたいですね✨お疲れさまでした!!
■番外編(サークル活動)
休日は、しっかりリフレッシュすることを意識しています。平日は業務で頭を使うことが多いので、予定がない日はゆっくり寝て、体も気持ちもリセットするようにしています。
とはいえ、推し活のときは別です(笑)Red Velvetというアイドルグループが大好きで、LIVEがあると友人と一緒に遠征することもあります。最近もLIVEに参加して、ペンライトを振りながら全力で応援してきました。会場の一体感やパフォーマンスに元気をもらえるのが何よりの楽しみです。※写真はそのときに使ったペンライトです!
チームメンバーからの声
ITエンジニアリング部 第3ユニット 三宅さん
三村さんは、広い視野と細やかな気配りを兼ね備え、困っている人には自然と手を差し伸べてくれる、優しくて頼れる存在です。私自身も、日々の保守業務の中で多くのサポートをいただいており、その姿勢にいつも助けられています。お客様との丁寧な対話を通じて信頼関係を築き、"真のパートナー"として活躍されている姿はとても印象的です!プロジェクトにも強い責任感を持って取り組まれており、その姿勢や技術力から学ぶことが多く、一緒に働けることが大きな刺激になっています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は、インフラエンジニアとして活躍する三村さんの1日に密着し、現場でのリアルな働き方をご紹介しました。三村さんの1日を通して、インフラエンジニアの仕事の魅力や、社会とのつながりを少しでも感じていただけたら嬉しいです。
"地道な作業の積み重ねが、地域の安心や未来の仕組みにつながっている"
——そんな仕事に、私たちは誇りを持って取り組んでいます。
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